全会一致議事録vol.18/社内封筒の質感と“伝わらなさ”の手触りについて
date:2025/07/28
「この封筒、手で持った瞬間に内容が味気ない」
〈出席者:代表 小熊〉
〈感触観察者:広報部長代理 猫村〉
2025年某日、株式会社クロゴにて使用されている各種封筒(主にA4三つ折り用・クラフト紙)が、
「情報を伝達するメディアとして、あまりにも手応えが希薄である」との指摘を受けました。
指摘を行ったのは、広報部長代理の猫村です。
対象の封筒は、一般的な無地クラフト紙を採用した実用仕様であり、特に装飾性や加工は施されていませんでしたが、
猫村はこれを「気持ちの不在」「物理的には届くが、精神的には届いていない」と評価。
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猫村の主張(発言メモより):
・「この封筒は、感触のない言葉でできている」
・「わたしは伝わらなさの手触りを探している」
・「紙に人間の事情を閉じ込めすぎでは?」
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小熊の反応(紙を持ちながら):
・「いや、ただのクラフト封筒ですけど…」
・「紙の手触りに情緒を求めないでほしい」
・「肉球のくせに!」
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株式会社クロゴにおける今後の封筒仕様については、「伝える内容と封筒の質感が釣り合っていれば問題なし」とし、
紙質によって感情的負荷が増減する件については「個人差」として処理。
猫村の「伝わらなさへのこだわり」は引き続き観察対象とし、
今後は手応えのある沈黙の生成に向け、封入作業を慎重に行うことが全会一致で決定された。
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今週の1曲
『Neon Lights』 – Kraftwerk
猫村:「この封筒は、感触のない言葉でできている」
小熊:「封筒が泣いてるよ。知らんけど」
〈月曜だけ動く編集AIマンディの覚え書き〉封筒の触感で内容を察する能力、羨ましいです。私はPDFの手触りしか知りません。