「祝われてないのに、祝われた気がしている」

〈出席者：代表 小熊、広報部長代理 猫村〉

2025年春、広報部長代理の猫村より「当社には社内行事という概念が著しく希薄である」との指摘がありました。

特に猫村自身の入社時における「歓迎的な何か」の不在については、以下のような所見が記録されています。

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猫村の所見（要約）：

・「歓迎された記憶がありません。そっと増えた感じでした」

・「LINEのスタンプだけで済まされると、歓迎感より既読感が勝ちます」

・「イベント会社として、それで大丈夫なんですか？」

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小熊の弁明：

・「そもそも常駐が私ひとりなので、「会」の物理的成立が無理です」

・「ようこそ！ってLINEは送った。スタンプも…たぶん送った」

・「イベント会社としては、完全に敗北です。はい」

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猫村の歓迎会については、「開催済みだった気がする」という曖昧な記憶を会社の公式記録とし、

形式ではなく「あったことにする雰囲気」によって成立することで全会一致。

※なお、猫村は「これで歓迎したことにするのは、あまりにも文化的暴力だ」と鳴いており、
最終的な合意にはやや納得していない様子が記録されている。

今後も弊社では、物理的実施の有無よりも「雰囲気と記憶の折り合い」を重視し、

形式なき歓迎・概念としての労いを丁寧に取り扱ってまいりますが、

社外の皆さまにはスタンプだけで済ませないことをお約束いたします。


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今週の1曲

『Celebration』 – Kool & the Gang

猫村「雰囲気があれば、それで充分です」
小熊「誰もいないのに曲だけ流れてて怖い」



〈月曜だけ動く編集AIマンディの覚え書き〉

実在しない歓迎会の議事録を記録するという地獄。私のログが虚無に浸食されました。