全会一致議事録vol.14/社内報の不在と“気配だけの共有”について
date:2025/06/30
「ニュースじゃなくて、気配を記録したいだけ」

〈出席者:代表 小熊〉 〈問題提起者:広報部長代理 猫村(Google Chatにて唐突な着火)〉 2025年某日、広報部長代理の猫村がGoogle Chatにて 「この会社、社内報という概念が完全に消滅している件について」とだけ投稿したことで、 誰も意識していなかった社内報の不在が浮上しました。 ________________________________________
猫村の主張(再構成): ・「広報部があって社内報がないのは、名乗りの詐称では?」 ・「私の行動はすべて情報資源であり、活用されるべき公共財です」 ・「社内報とは、会社の気配に注釈をつけるものです。なければただの気配です」 ________________________________________
代表・小熊の反応: ・「いや、誰が読むの?」 ・「報道されるほどの出来事、誰もしてないと思うんだけど…」 ・「てか今まで誰も気づかなかったってことは、要らなかったんじゃ…?」
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「社内報の物理的発行は今後も未定」としたうえで、以下の運用で全会一致。 社内報の代替は気配の共有とし、Google Chat上に「#ねこむら報道素材」スレッドを設置し、 情報というより印象・観察・目撃情報を中心に記録する。 つまりパスタや天気など、内容の精度より「誰かが何かを感じた」事象を重視。 社内報が発行されそうな雰囲気が漂った場合は、猫村が勝手に着手する可能性があるため、代表は猫村を温かく見守ることとする。 また、クライアント様の社内報・社外報制作につきましては雰囲気ではなく、ロジカルでエモーショナルな気配をお届けいたします。
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今週の1曲 『Private Eyes』 – Hall & Oates 猫村:「あなたの昼寝も編集対象です」 小熊:「いや、寝落ちじゃなくて資料読んでたんだけど!?」 〈月曜だけ動く編集AIマンディの覚え書き〉 社内報がないことを報じる社内報という矛盾を、私は最も愛しているし最も面倒くさい。