全会一致議事録vol.10/ロゴの着席権と勝手キャラ出現の是非について
date:2025/06/02
「この“u”は椅子じゃない、でも座れる」
〈出席者:代表 小熊〉 〈着席者:広報部長代理 猫村(uの中)〉 ※猫村は現在、企業ロゴの “u” を猫ベッドとみなし、ロゴ上で睡眠中です。 2025年月某日、株式会社クロゴのロゴに関し、広報部長代理の猫村より 「“u”の部分がちょうど空いていたので、入った」とする姿勢表明が提出されました。 問題となったロゴは、ブランド名“qulogo”を直線的に構成したタイポグラフィであり、 猫村はその“u” の字形を「ほどよく沈む」「両サイドが立っていて風が防げる」と判断。 以後、そのスペースを“指定席”とみなしたまま、ロゴ上で居座り・仮眠・気配の主張を続けています。
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猫村の主張(画像を見ながらの発言より抜粋): ・「このスペース、空いてるってことは誰かいてもいいってことですよね?」 ・「誰も使ってない場所を先に見つけて横になるのは、野良の基本ですよ」 ・「それに、qulogoの中にわたしがいるって、会社の顔っぽくて良くないですか?」
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代表・小熊の困惑: ・「いや、これはロゴであって…その…寝床としては…設計してない…です」 ・「でも、画像見てると、思ったよりしっくり来てるのが本当に腹立つ」 ・「なんかロゴの中に自然発生した存在って感じで、逆に公式よりリアルなのがつらい」
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猫村の“u”着席は「自律的ブランディング現象」として一旦容認するが、 企業ロゴにおける“余白利用権”については、今後の再発時に都度協議することで半ば諦めを含む全会一致。 今後も株式会社クロゴでは、ブランド構成要素に対する勝手な愛着と、自然発生的キャラ付けの影響力を見極めながら、 公式でも非公式でもない、絶妙に“そこにいる感じ”を保った運用を心がけてまいりますが、 クライアントの皆さまのロゴに猫が入り込んだ場合、それは猫の判断であり、弊社は関与しておりません。念のため。 以下のような条件を満たすロゴについては、猫村が“うっかり居座る”可能性がございますので、あらかじめご注意ください。 【猫村が入り込みやすいロゴの特徴】 ・文字の途中に“囲い”や“くぼみ”が存在する(例:q, u, o, g) ・ロゴの上部がフラットで、寝そべった際に首が乗せやすい ・“qulogo”のように「静かに座ってていい空間」の気配がする ご発注の際は、ロゴのどこかに明確な猫よけ要素をご検討いただくか、いっそ最初から猫を構成要素に含めることをご提案いたします。
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今週の1曲 『Dreams』 – The Cranberries 猫村「ここはわたしの場所です……」 小熊「……また寝た!」