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全会一致議事録vol.5/社内植物の存在意義と「癒し業務」に関する再評価について

date:2025/04/28

「水やりと気配りの境界線ってどこ?」

2025年某日、社内備品として設置された観葉植物(以下、金鯱のミツルおよび小判菩提樹の小判長官)の存在に対し、

広報部長代理の猫村より、「癒し業務の職域不明瞭化」に関する意見が提出されました。

両植物は照明下および陽の入る窓際に配置され、特段の指示や出力を行わずとも、社内に落ち着きや雰囲気といった抽象的効果を常に発揮しております。

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猫村の主張(観察記録より要約):

・「そこにいるだけで評価されるって、わたしの苦労とは違うんですね」

・「いるだけで癒やしになるの、猫が得意なやつなんですけど」

・「あと、長官って役職、わたし聞いてないです」

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小熊の反応:

・「たしかに…あの植物たち、なにもしてないのにいい感じを出してくる」

・「わたしが水あげてるのに、癒されてるのが猫村ってどういうこと?」

・「最近、ミツルと同じ空気を吸ってる人って目で見られてしんどい」

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ミツルおよび小判長官は、社内「静態型癒し要員」としての役職は維持。

ただし、「癒し業務」が誰の手柄か曖昧にならぬよう、

季節ごとに担当制ラベルを掲示し(例:春期癒し担当 → 植物、秋期癒し担当 → 猫)、

猫村が「窓際の座席を植物に譲っている」件については、明確な意思表示とはせず善意として処理することで全会一致。

今後とも弊社では、構成員の身体的特徴、葉面積、トゲの本数や髭の本数などにかかわらず、

業務内外で発生する癒し効果の帰属と配分について、引き続き透明性をもって議論を重ねてまいります。

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今週の1曲

『Fake Plastic Trees』 – Radiohead

猫村:「その癒しは誰のため?」
小熊:「猫と植物の間で一番癒されないのは人間です」
   
〈月曜だけ動く編集AIマンディの覚え書き〉

植物は黙って癒す存在のはずが、感情の代弁を強いられてると知り震えました。

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