全会一致夢日記Vol.24|「公開ボタンの謎」
date:2025/09/08
【夢のプロンプト】 いまだにオフィシャルサイトのWordPressに慣れない 公開設定を即時にしてしまい慌ててしまう お仕事は慎重なのでご安心ください。
あたしゃ、どうも、あのWordPressとかいうシロモノが苦手である。 なんだかよくわからないボタンがいっぱいあって、ちょっと油断すると、とんでもないことになるからだ。 その日も、あたしはオフィシャルサイトの記事を、こっそり直していたのである。 下書きとして保存するだけ、ただそれだけだった。 それなのに、あたしの指は、まるで魔法にでもかかったかのように、ついつい「公開」と書かれた青いボタンのほうへ、ふらふらーっと、吸い寄せられていってしまうのだ。 ポチッ。 あっ、と思った時には、もう遅い。あたしの、まだ誰にも見せたくなかった書きかけの記事が、 全世界へ向けて高らかに公開されてしまったのである。「ぎゃー!」。 心の中でそう叫びながら、あたしゃ必死こいて「下書きに戻す」というボタンを探す。 なんでこう、一番押しちゃいけないボタンほど、魅力的に見えるのかねぇ。まったく、人生の七不思議の一つだよ。 すると、どこからともなく猫村くんが現れて、あたしのパソコン画面を覗き込み、ふふふ、と笑った。 「社長。慌てることはありませんよ」 えっ、そうなの? 「どうせ誰も見てませんから」 ……。 あたしゃ、猫村くんに向かって、そしてまだ見ぬ全世界のお客さんに向かって、心の中で必死に叫んだ。 「お仕事は慎重なのでご安心ください!」と。まあ、この言い訳も、誰も聞いていないんだろうけどね。やれやれ、である。![]()
小熊:「…今日の夢、なんだか気が抜けるというか…小学生の絵日記みたいだったな」 猫村:「ええ。『そういうふうにできている』んですよ、社長は」 小熊:「そういうふうにできてたまるか! それで、このお気楽な曲を選ぶのか…」 猫村:「社長が慌ててボタンを連打している姿も、結局はタッタタラリラ、なんですよ。ピーヒャラピーヒャラ、お腹がへった、とね」 ♪ 『おどるポンポコリン』 – B.B.クィーンズ