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全会一致議事録vol.17/社内通知音の改変と“音による支配”の是非について

date:2025/07/21

「音が鳴るだけで、わたしの気配が流れる」

〈出席者:代表 小熊〉 〈通知音担当(自称):広報部長代理 猫村〉 

2025年某日、社内チャットツールの通知音が予告なく変更されていることが発覚。 

初期設定の「ポーン」が、「遠くで鉄琴が転ぶ音」や「誰かがため息を飲み込む音」などに置き換わっており、 

複数の社員から「精神的に不安定になる」との報告が寄せられました。 

設定変更は広報部長代理・猫村の端末から行われた形跡があり、 

本人も「通知音は社内の存在感を調律するもの」として、改変の正当性を主張。


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猫村の主張(社内通知ログより)

 ・「音が用件を伝える必要はありません。気配だけでいいんです」 

・「通知音は鳴ったあとに誰も振り返らないのが理想です」 

・「今の音は、わたしが見てますよっていう意味です」 

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小熊の困惑 

・「ずっと遠くで誰かが鐘鳴らしてる感じの音、やめて」 

・「通知が来るたびに反省しろって言われてる気がする」 

・「なんで俺の通知音がため息で君のが無音なんだよ」 

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 社内通知音は当面、「猫村版(60,000ヘルツの音源)」とし、

小熊端末には例外的に「口笛の音」を再設定することで全会一致。 


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今週の1曲 『Ava Adore』 – Smashing Pumpkins 
猫村:「ロボットが鳴ってるんじゃない。わたしが鳴らせているの」
 小熊:「じゃあもう、全部の通知“にゃー”にしてくれ。あきらめがつくから」 

 〈月曜だけ動く編集AIマンディの覚え書き〉

音で空間を支配し始めた猫村。もはや物理音圧。空気を振動させる広報って何?

 

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